【KnowledgeLake】複数のライブラリを横串で検索できるファイル検索UIを作る

皆さんこんにちは、インフォシェアの小高です。今回は株式会社PFUが販売しているKnowledgeLake社の製品を紹介致します。

KnowledgeLake社の製品は、SharePoint上のドキュメント管理機能を強化する目的のプロダクトで、主に下記の3つの領域の製品が存在します。

  • ドキュメントの検索
  • 業務システムとの連携
  • 紙文書の電子化

製品の一覧はこちらをご参照ください。

今回の記事は、この中からドキュメントの検索機能に位置づけられる、KnowledgeLake Imaging for SharePoint(以下、Imaging)を見ていきたいと思います。

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まずは、下の図を御覧ください。
このサイトはリース契約管理サイトで、見積書、申込書、契約書と言った複数のライブラリが存在しています。

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通常SharePointでこうした複数のライブラリを横断した検索を行う場合、エンタープライズサーチを用いますが、ご存知のように、下図のような検索結果になり目的のドキュメントに辿り着くまでもう少し手間がかかります。(列の値が見たいとか、ドキュメントそのものが見たいとか、関連するドキュメントも見たいとか。。。)

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特に、見積書、申込書、契約書と言った定形のフォーマットを持ったドキュメントであれば、会社名や見積番号と言った同じ切り口での検索がしたいはずです。

そこで、Imagingでは、そうした横断検索のUIが設定で作成できるようになっており、下図のように検索の切り口をUIとして持たせることが可能です。

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例えば、上記の会社名で「ウノケ」と検索したとします。
そうすると、下図のように、複数のライブラリを横断した検索結果が表示されます。このときSharePointをよく知る皆様ならお気づきかと思いますが、当然ライブラリによって、実装されている列は異なります。そうした異なる列をもつ複数のライブラリに対して検索結果として列が表示される場合、異なる列がどのように表示されるかと言うと、下図のようにデータが表示されている列とされていない列がある形になります。列は定形ですが、このあたりは柔軟に対応してくれているのがわかります。

この検索の実行については次回の記事でご紹介するとして、以降はこうしたUIの作成手順をご紹介致します。

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手順)
1.1. ImagingはKnowledgeLake 検索センターと呼ばれる、検索の条件を作成&保存するサイトを用意することが出来ます。このKnowledgeLake 検索センターで、使用する検索条件を作成します。

下図は、KnowledgeLake 検索センターで、検索条件を作成しているところです。
左側の検索ビルダーに、検索に使用する列を設定していきます。ちなみにココで使用する列は、Search Service Applicationの管理プロパティに登録してあるものとなりますので、複数のライブラリ(と言うより検索が横断できる場所全て)で横串検索が可能となるわけです。image

1.2. 1.1.と同様にKnowledgeLake 検索センターで、結果列と検索対象のライブラリを指定します。こうして作成した検索条件は名前を付けて保存しておきます。

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2.1. 検索の結果を表示するページを作成しておきます。UIを作成したいサイト(今回はリース契約管理サイト)で検索結果ページを作成し、Webパーツの追加を行います。ページの編集を行いKnowledgeLake クエリ結果Webパーツを追加します。

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この検索結果のページは、検索のUIを作成するごとに用意してもよいですし、1回作成したものを複数の検索UIから利用してもどちらでも問題ありません。

2.2. KnowledgeLake クエリ結果Webパーツの設定を行います。クエリ文字列からの読み込みにチェックを入れます。

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3.1. 最後に検索のUIを作成したいサイト(今回はリース契約管理サイト)でページの編集を行い「KnowledgeLake クエリビルダー」Webパーツを追加します。

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3.2. KnowledgeLake クエリビルダーの設定を行います。URLのリダイレクトは前述したKnowledgeLake クエリ結果Webパーツが設定してあるページを設定します。

また、「保存されたクエリ」で、1.で保存したクエリを選択します。

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4.1. これで完成です。後は検索のクロール(インデックス情報)次第で検索を実行することが可能です。

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ここまでをまとめると下図な感じになります。検索UIの設定は「KnowledgeLake 検索センターサイト」で作成し、赤枠の検索UI(KnowledgeLake クエリビルダー)と検索結果ページ(KnowledgeLake クエリ結果)にWebパーツを挿入してUIを実装します。

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以上です、次回は作成した検索を実行して機能を確認したいと思います。